志望校の決定

志望校の決定ですが、このように実際に過去問をやってみると、自分に相性が良い学校とそうではない学校が偏差値に関係なく現れます。相性が良い学校を第一志望にして、できるだけその学校と似た出題をする学校を選んで大学受験すると、上手く行けば全勝、失敗してもどれか一つに入れる可能性が高くなります。また試験問題の相性が良い学校に進むと、入ってからも好成績がおさめられることが多いです。特定志望校の対策のできない予備校は、二学期以降はますます行くことが無駄になってきます。だからこそ予備校は、学校の教師が内申点で生徒を脅かすのと同様、最後まで危機感をあおりプレッシャーをかけて来るのです。現実的には、冬期講習など、通う意味がまったくないケースがほとんどです。

予備校の宿題をなくしてほしいという要求

宿題をなくしてほしいといった要求です。普通の予備校では家庭学習として宿題を出しています。予備校によってはその宿題をきちんとやってこないかぎり、次の項目がわからなくなってしまう場合もあります。宿題をなくしてほしいという親は、「学校の宿題やクラブを最優先すると、とても予備校の宿題などはやっていられないから、うちの子は免除してほしい」と主張します。しかし勉強する時問というものは自分で工夫、努力して作るものだということを、この親はわかっていないのです。予備校に入れるかぎりは、最低他の生徒と一緒にやらなければならないこと、守らなければならないことがあるはずです。このようなわがままをいっている親の子どもは、生活態度も不規則になりがちで、自分勝手なところがあるものです。予備校ではこのような家庭への印象はとても悪いものになり、何のために月謝を払って予備校に行かせているのかがわからなくなってしまうでしょう。ある意味では一生懸命教えている先生方に対しても失礼にあたり、結局熱心には教えてもらえなくなり、自分(親や子)たちが損をすることになるのです。

地元に密着した個別指導塾

地元に密着した個別指導塾は百人以下の小規模なものが多くあります。個別指導塾長自身が先頭になって授業を教えている各個別指導塾は、それぞれの個別指導塾長の個性が強く出ていることが多いようです。このタイプの個別指導塾は、自分(個別指導塾長)の確固たる教育理念を持って経営している個別指導塾もあれば、個別指導塾をアルバイト収入として副業的に気軽な気持ちで経営している個別指導塾もあります。前者は十年以上の経験あるベテラン先生がほとんどですが、後者は学生の集まりだったり、実質的な経営者は別な人で、個別指導塾長はただ雇われているだけ、設立してまだ二、三年しかたっていないというケースがよくあります。どちらの個別指導塾を選べばよいかは、当然おわかりのことと思います。では、前者のような、地元に密着したよい個別指導塾を選ぶにはどうしたらよいのでしょう。第一にすることは、地元に密着した個別指導塾を選ぶときは、有名校の合格者数にこだわらないことです。どこそこに何名入学したということも一つの参考になりますが、いちばん大切なのは、個別指導塾長や専任の講師が自分なりの教育理念を持って、情熱的に教えているかどうかを見分けることです。それにはお父さんお母さんが直接、経営者である個別指導塾長や専任講師と面談し、その人柄を知り、教育に対する考え方をよく聞くようにすることです。その際、教えて何年になるか、まただれが教えて専任の職員は何人いるのかも必ず聞いておきましょう。